ケヤキ一枚板座卓掘りごたつ仕様(伊勢市M様邸)

こんにちは。
今日は掘りごたつ仕様の座卓のご紹介です。

ご来店時に展示場に並べられた天板の中からお客様が選んだのは…

この板。大きな裂け目があり(入り皮になっており枝分かれ部分かと思われます)ひときわ赤身の濃い一枚でした。
実用性を考えると一般の人はあまり選択しないであろう板だとおもっていたので、
この板をお選びになった時点で「お家もきっと変わってるんだろうなあ」と内心思っていたのですが、
古民家に使われていた材を再利用してお家を建てられるという事で、実際素敵なお家でした。

掘りごたつの上に設置するという事で、大工さんたちが作業する中、採寸させていただいて脚の位置を決めました。
サイズが一定でない一枚板ですので枠の中に納まってかつ座った時に天板で圧迫感を感じないよう設定するのに苦労しました。

写真では単に置いてあるだけのように見えますが、脚は掘りごたつの縁の部分に固定されています。
掘りごたつの縁に取り外し可能なタボ金具を取り付け、座卓の脚底に空いている穴にはめ込む仕様です。
正確には上に持ち上げれば移動はできるのですが、横方向から力が加わっても動くことはありません。

掘りごたつの場合は普通の座卓よりも若干高さを抑えるのが一般的ですが、
他の場所に移動しても使えるようにとのご希望で、一般の座卓と同じ高さで製作してあります。

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