トチ&ウォルナット接ぎ板ダイニングテーブル(津市S様邸)

今日はちょっと変わり種、トチとウォルナットを接ぎ合せた天板で制作したダイニングテーブルのご紹介です。

秋の展示会時にご来店いただいたS様ご夫妻。

現在のお使いのダイニングテーブルからの買い替えということで、
それほど急いでいるわけでもないし…との事だったのですが、
お話を伺ってサイズ感や色目などから展示場に並べてあった
トチとウォルナットを接ぎ合せた天板でダイニングテーブルの制作をご提案・ご成約となりました。

両サイドのトチは元々は一枚板だったものを芯の癖が強い部分を取り除いたもので、
その間にウォルナット材を接合した格好です。

両サイドは元々一枚板だったものなので接ぎ板にしても全体的なシルエットは自然木そのままで、
色彩が異なるウォルナットの直線がアクセントとなって面白い一枚です。

特にご主人は↑の辺りの模様が気に入ってくださったようで、
「平面なのに立体的な模様で不思議だ」と何度も仰っていらっしゃいました。

トチ独特の木目の中にあってウォルナットの直線が違和感なく入るように
ウォルナット材自体も杢が複雑なものを選別して全体としての違和感が出ないようにしてあります。

脚材はよく似た色調のヒノキ材を用いて制作し、全体的に明るくい色調にまとめました。

いつもありがとうございます。

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る