モミ接ぎ板ダイニングテーブル(伊勢市W様邸)

モミ接ぎ板ダイニングテーブル(伊勢市W様邸)

今回はモミの接ぎ板で製作したダイニングテーブルのご紹介です。

実はこのテーブルの天板はもともとは大きなモミの一枚板だったものを4分割して接ぎ合わせたもの。

なぜそのような手間がかかる事をしたかというと、
一枚板の状態ではクセが強くてそのまま使えなかったからです。

分割した際にクセの強い部分を取り除き、ひとつひとつの材の幅を小さくする事で
全体としての大きな歪みを取り除くことができます。

このようにして一度分割した材は『一枚板』としての価値は失くしてしまいますが、
接ぎ材でありながら元々の一枚板に近い雰囲気を楽しめます。

モミ接ぎ板ダイニングテーブル(伊勢市W様邸)

モミ接ぎ板ダイニングテーブル(伊勢市W様邸)

上の写真を見て頂いてすぐさまこれが接ぎ板かどうかわかる人はそれほど多くはないと思います。
良く見ると中央付近の木目の繋がりが連続的でないところがありますが、
奥から1,2枚目の境界と3,4枚目の境界は私たちも目を凝らして見ないと見逃してしまいそうなレベルです。
(正直言って、画像からはわかりません)

モミ接ぎ板ダイニングテーブル(伊勢市W様邸)

モミ接ぎ板ダイニングテーブル(伊勢市W様邸)

さて、今回のお客様は今までに何度かテーブルをご購入いただいていて、
展示場にも何度も来ていただいているお得意様です。

新築を機に親子2人で使うテーブルをお探しとのことで、
このモミのテーブルを提案させていただきました。

お二人ともがっちりした体格でしたので、椅子は当店取り扱いのものの中でも
シンプルかつ丈夫な構造の『ガイア』シリーズをお勧めいたしました。

モミ接ぎ板ダイニングテーブル(伊勢市W様邸)

モミ接ぎ板ダイニングテーブル(伊勢市W様邸)

杉板をふんたんに使用したお部屋の雰囲気ともよくマッチしていますね。
ちなみにこちらのお宅も薪ストーブを導入されていましたよ。

いつもありがとうございます。

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